相田みつを美術館
MITSUO AIDA MUSEUM

Museum


category:その他(ショールーム、ギャラリー、ミュージアム、プロダクト)
etc
 オフィス、学校
office, school

photo:ナカサ&パートナーズ
この美術館は、コンベンションセンター・東京国際フォーラムの地下1階にある。詩人であり書家の「相田みつを」の美術館である。相田みつをの世界観を表現し、なおかつ居心地の良い空間を目指し、デザインされている。
この美術館には、五つの展示室と来館者がくつろぐためのホールがある。各展示室の壁面下部には間接光を設け、壁の仕上げは展示室ごとに異なっている。壁の仕上げを変えることで、巡回しながらさまざまな情景が体感できる。
来館者がくつろぐためのホールには、珪藻土で作られた高さ1300?の「井戸」の形をした映像スクリーンがあり、インタラクティブな映像作品を観ながら休憩できる。この土が盛られた空間は「大地」を表現し、また自然観を表している。この他にもバイオグラフィーの展示やカフェなどがある。
 
 
「相田みつを美術館」データ
プロデュース/建築プロデュース研究所 大内昌弘 山中照彦
 
デザイン デザインコンセプト/パワーユニットスタジオ 入江経一 第1ホール(墨の間) 橋本夕紀夫デザインスタジオ 橋本夕紀夫 阿部 徹 第2ホール(紙の間) 小泉誠 
 
照明/ICE都市環境照明研究所 武石正宣
 
インタラクティブ/ICC 大和田龍夫 MIAS 池田昌弘 大野博史 IAMAS岐阜県立情報科学芸術大学院大学
 
施工/丹青社 東京国際フォーラム施工管理グループ NTTラーニングシステムズ
 
撮影/ナカサ&パートナーズ
 
 
所在地◎東京都千代田区丸の内3丁目5-1 東京国際フォーラムガラス棟地下1階 
 
工事種別◎内装のみ 全面改装 
 
床面積◎第1ホール/1300? 第2ホール/324?
 
工期◎2003年9月1日?10月20日
主な仕上げ材料
 
〈第1ホール(墨の間)〉
 
外壁◎LGS組みPBt12.5下地ワラ入り珪藻土塗り 
 
サイン◎SUS鏡面ボックス文字 
 
◎ホール・カフェ/LGS組み珪藻土タタキ 一部モルタル下地カーペット敷き 展示室/既存パネル+塩ビシート下地カーペット敷き 
 
幅木◎タモ材染色貼り 
 
◎ホール・カフェ/LGS組みPB二枚重ね下地ワラ入り珪藻土塗り 展示室/LGS組みPBt12.5二枚重ね下地クロス貼り(リリカラ) 
 
天井◎既存の上OP 
 
家具◎タモ材板目ウレタンクリア3分ツヤ 
 
照明器具◎展示室/オリジナルカッタースポット(大光電機) 
 
〈第2ホール(紙の間)〉
 
◎既存御影石のまま カフェ/コンパネt12下地竹フローリング貼り(床板屋本舗) 
 
◎PBt12.5下地珪藻土塗り LGS組みPBt12.5下地月桃紙シワ加工(にっぽんフォルム) 一部和紙クロス貼り(リリカラ) カフェ/格子パネル・25×40スプルス材 腰壁/コンパネt9下地マコレ材t6貼り 
 
天井◎既存のまま 
 
家具◎レセプションカウンター/トップ・積層合板t30(ニッタクス) 腰・マコレ材t30ウレタンクリアツヤ消し