過門香 上野バンブーガーデン店
KAMONKA Ueno Bamboo Garden
Chinese Restaurant
category:ダイニングレストラン
dining restaurant
photo:ナカサ＆パートナーズ
「過門香 上野バンブーガーデン店」データ
東京都台東区上野公園1-52 バンブーガーデン1階
設計／橋本夕紀夫デザインスタジオ 橋本夕紀夫 岩田真理子
協力／照明 ICE都市環境照明研究所 武石正宣 柳澤雅子
施工／アイデアル 小菅義一
撮影／ナカサ＆パートナーズ
工事種別◎内外装 新築
床面積◎570.82?（うち厨房115.5?）
工期◎2005年1月5日?3月5日
施工協力◎空調・給排水衛生設備／日本設備工業 電気設備／エイ・ジー・サービス 厨房設備／タニコー 家具／ベルファニチャー
主な仕上げ材料
床◎モルタル下地黒御影石バーナー仕上げ パイン材フローリング貼り染色ウレタン仕上げ
壁◎LGS組みPBt12.5下地珪藻土塗り 漆喰塗り 中国レンガ貼り ゲート／フロストアクリル成型＋LEDラインライト（プレキシネオン／スガツネ工業）
天井◎LGS組みPB下地AEP 一部クリアミラーt3パターン貼り 格子／スチール角パイプ組み風塗装
家具◎突き板染色ウレタンクリア
dining restaurant
photo:ナカサ＆パートナーズ
この店の空間デザインは、「銀座店」と同じ素材、モチーフを使いながらも、違うテーマで空間が表現されている。銀座店が中国建築などのスケール感や空気感をテーマにしたのに対し、赤坂店は、中国の持つ幽玄さを表現した非日常的で幻想的な空間である。
はじめに、天井高が約10mある店内に、もう一つの建造物をつくるという手法をとった。店の内部に3棟の家を象徴的に並べ、2階部分は渡り廊下でつながれている。その3棟の家を取り囲むように厨房や個室が配置され、上部には大きな屋根がかかっている。家の壁も屋根も中国の伝統的な格子柄をモチーフにしている。また、レジカウンター前の壁面の什器には茶器、ガラスの床面の下にはミニチュアの、白を基調とした現代的な個室、兵馬俑をディスプレイしたクラシックな部屋、さまざまなレリーフが施された光り柱など、ディテールにこだわり、空間に奥行きを持たせている。
主な仕上げ材料
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