目利きの銀次/ MEKIKI NO GINJI

産地直送仲買人/japanese dining








category:ダイニングレストラン
dining restaurant
 和食店
japanese dining
 カジュアルレストラン
casual restaurant

photo:石橋マサヒロ
コンセプトは”桶”

5年前になるが「飲まないと互いにわからないでしょう!」と人見知りの田野治樹氏と朝まで飲み明かし意気投合したのが始まりである。今回で4店舗目の設計依頼であるが、いつものごとくリサーチと称して沖縄と東京で飲みまわりながら業態を熟慮してイメージを共有し、互いを触発させながらもコンセンサスを得てデザインを構築させていった。
デザインコンセプトは”桶”である。食材を入れる桶を多用することで印象的なカタチを表現し、食の”しずる感”を醸し出すアミューズメント的な空間を提案した。まず、ファサードに巨大化した桶とメニュー札や提灯を組み合わせてインパクトを与え。モニュメントとすることで他店との差別化を図り認知性を高めた。そして、訪れる客がドアを開けると溢れんばかりの食材がディスプレイされたカウンターが現れ、威勢よく調理されていく様が繰り広げられているオープンキッチンを、舞台に例えて演出した。店内中央には2階席から食材ディスプレイを見下ろせるように吹き抜けを設け、空間全体に一体感を保てるプランを試みた。それからデザインテーマである大小の桶を壁や天井にダイナミックに配する事で空間に個性とパワーを与え、更に、メニュー札や木箱ディスプレイを加える事で飲食店としての臨場感としずる感を醸し出すことを具現化した。
「目利きの銀次」は常に挑戦し続ける「みたのクリエイト」の目指す”クオリティーの高い食"と”最高のおもてなし”を支えることのできるエネルギーに満ち溢れた空間になったのではなかろうか。

「目利きの銀次」データ
設計/兼城祐作+造形集団 兼城祐作 佐藤弘美
施工/南嶋社 仲北正明 菅原義和
撮影/石橋マサヒロ
  
工事種別:内装のみ 部分改装
床面積:274㎡/1階120㎡(うち厨房32㎡) 2階93㎡ 3階61㎡
工期:2009年8月25日?10月10日



主な仕上げ材料
屋根:既存
外壁:既存 一部LGS組み断熱ケイカル板下地スギ無垢板防腐塗装
サイン:インクジェットプリントシート貼り カッティングシート貼り
床:木軸組みラワン合板下地塩ビシート貼り ラワン合板下地フローニング貼り 一部既存
幅木:米松無垢材OS,CL
壁:ケイカル板下地VP塗装 スギ板貼り PB下地VP塗装 一部既存
天井:既存下地利用 VP塗装仕上 一部スギ桶樽設置(ゴトウ容器)