麺劇場 玄瑛
MEN GEKIJO GEN-EI
Chinese Noodle Shop
casual restaurant
photo:石井紀久
木組みの仮説桟敷
このラーメン店は既存倉庫内部にデザインされた。既存の表皮を残し、内部空間は「商品のつくり手と客との新たなコミュニケーションが生まれる場」がコンセプトになった。店主が、すべての客の表情や常連の好みなどにより味を微調整し、直接のやりとりを可能にする舞台空間を構成した。客席は舞台から扇形に広がる段状桟敷によって店主の舞台と桟敷客との新たなコミュニケーションを生み出している。桟敷席は木の残材を積み上げ、木に新たな生命を施すことで、将来の店舗移転時にもこの仮設桟敷が細胞として移設し、循環できることを意図した。 「麺劇場 玄瑛」データ 工事種別:内外装 全面改装 屋根:既存下地スレート葺き替え遮熱塗料吹き付け
主な仕上げ材料