Bar CAELUM
バー カエルム
bar
バー、クラブ
bar, club
photo:牛尾幹太 Kanta Ushio
バー「カエルム」は、ビジネスマンの街、新橋の駅南西側、雑居ビル犇めく烏森エリアの一角に建つビルの最上階に位置している。この新橋で、永くオーセンティックなバーを運営しているSchwan(シュヴァーン)グループの新規出店である。 環境計画にあたっては、“立ち飲み”の発祥の地とも言える騒々しい街の雰囲気とは一線を画し、静かに佇む“寛ぎ”の空間づくりを目標に、ペントハウスである立地と大きめのテラスを持つ地の利を生かし、店名でもある「CAELUM(カエルム:天空)」をコンセプトとして計画の推進を行った。 具体的には、やや透過性のあるウッドスクリーンによってテラスを区画する事により、眼下の街の喧騒を感じながらも、切り取られた“寛ぎ”の天空イメージの醸成を図った。 店内においては、エントランスに天空へのブリッジに見立てたスチールアーチを設え、テラス側の窓開口は、全開放できる可動サッシュによって構成され、天空としての一体感を演出している。 また、ポイントとして、“鉄道発祥の地”といった土地の記憶につながるイメージを、アーム型の照明、工作機械のようなテーブルの脚部、トンネル形状に切取った壁、等に転化し、インダストリアルな記号としてインスタレーションすることにより、独自の雰囲気と時間の流れを持った空間の創出を試みた。
【Bar CAELUM / バー カエルム】
・47.6?(18席)
(商店建築2014年11月号掲載店舗)
(商店建築2014年12月号掲載店舗)
category:bar, club
photo:牛尾幹太 Kanta Ushio
バー「カエルム」は、ビジネスマンの街、新橋の駅南西側、雑居ビル犇めく烏森エリアの一角に建つビルの最上階に位置している。この新橋で、永くオーセンティックなバーを運営しているSchwan(シュヴァーン)グループの新規出店である。 環境計画にあたっては、“立ち飲み”の発祥の地とも言える騒々しい街の雰囲気とは一線を画し、静かに佇む“寛ぎ”の空間づくりを目標に、ペントハウスである立地と大きめのテラスを持つ地の利を生かし、店名でもある「CAELUM(カエルム:天空)」をコンセプトとして計画の推進を行った。 具体的には、やや透過性のあるウッドスクリーンによってテラスを区画する事により、眼下の街の喧騒を感じながらも、切り取られた“寛ぎ”の天空イメージの醸成を図った。 店内においては、エントランスに天空へのブリッジに見立てたスチールアーチを設え、テラス側の窓開口は、全開放できる可動サッシュによって構成され、天空としての一体感を演出している。 また、ポイントとして、“鉄道発祥の地”といった土地の記憶につながるイメージを、アーム型の照明、工作機械のようなテーブルの脚部、トンネル形状に切取った壁、等に転化し、インダストリアルな記号としてインスタレーションすることにより、独自の雰囲気と時間の流れを持った空間の創出を試みた。
【Bar CAELUM / バー カエルム】
・47.6?(18席)
(商店建築2014年11月号掲載店舗)
(商店建築2014年12月号掲載店舗)