CHARLE The STORE

lingerie shop




category:専門物販店
specialty store
老舗下着メーカー、初のフラッグショップとして計画した今回のプロジェクト。ミセスブランドというイメージからの脱却と更なるブランド認知、また若年層ターゲットの取り込みを目指したものである。広告塔の役割を果たすフラッグショップの出店は、視認性の高い好立地にこだわったクライアントの意向もあり、外観(ファサードデザイン)を重視したものである。ビルが乱立する都市の中心地では、形状や色彩がさまざまで、とにかく煩雑な環境になりがちである。そこでまず、無彩色を選択することで、周りとの差別化を図った。次に、グリッド状に分割した壁面の起伏を、光の陰影で表現。日差しにより、ビルが刻々と表情を変えていく。素材は、焼き付け塗装を施したステンレス製の板。それぞれ奥行の異なるパネルに仕上げ、グリッドとした。短期間でのリニューアル工事となった今回のケースにおいて、適切な素材選択だったのではないだろうか。 
2014年 大阪市中央区 (80坪)